「もう会社に行きたくない」と悩んでいる40代男性のあなたに向けた記事になります。
「会社に行きたくない」と言っても、目の前の生活や家族のことを考えると、そんな甘いことは言ってられない現実があります。
しんどい身体とやる気のない気持ちを抱えて、それでも毎日会社に行っていますよね。
本当にお疲れ様です。
本記事は「会社に行きたくない」「仕事をしたくない」40代男性に向けて、気持ちがラクになり前向きになる対処法をご紹介します。
私は現在48歳です。
同年代の方に向けてのエールであり、この問題を一緒に解決できればと思います!
「会社に行きたくない」と40代男性が感じる原因
『会社(仕事)に行きたくない』の割合は90%以上!?
求人サイトを運営している株式会社ビスヒッツが10代~60代の男女500人に独自アンケート調査を行った結果、「仕事に行きたくないと思うことがある」と回答した人はなんと91.2%(500人中456人)にものぼることがわかりました。
引用元:株式会社ビスヒッツ
40代に限った話ではないですが、9割以上が「仕事行きたくないと思うことがある」というのは、かなり高い数字ですよね( ;∀;)
会社(仕事)に行きたくないと思うのは、あなただけではありません!!
仕事に飽きてしまった
40代男性は20年以上仕事をしている人がほとんどです。
新卒から同じ会社で20年以上働いている人もいれば、転職した人もいるでしょう。
「営業しかやったことがない」「ずっと経理です」と職種が変わらない人もいれば、変わった人もいます。
ただ20年以上仕事をすれば「仕事に飽きてしまった」となっても不思議ではありません。
毎日が同じ繰り返しになり「会社に行きたくない」となってしまいます。
人間関係で悩んでいる
- 上司が理不尽過ぎる
- 部下が言うことを聞いてくれない
- 同僚が足を引っ張ってくる
「人間関係の問題はどこの職場にもあるよ!」
「気にしないで!」
よく言われることですが、当事者に取っては頭を悩ます大きな問題です。
特に40代男性は「上からも言われる・下からも言われる」中間管理職の世代です。
また責任感が強くて、真面目な人ほどこの「人間関係」で悩む人が多いです。
「気にしたくない」けど、「気になってしまう」のが人間関係ですよね。。
責任が重すぎる
40代男性は責任があるポジションを任されている場合も多いです。
その「責任の重さ」がやりがいになれば良いのですが、プレッシャーに感じてしまうこともあると思います。
「なんとか結果を出さないといけない」
この「責任の重さ」を考えすぎてしまうと押し潰されてしまいます。
このケースも真面目で責任感が強い人が「責任の重さ」に押し潰されてしまいます。
仕事量が多すぎる
40代男性はマネジメントもしながら、プレイヤーとしての仕事がある方も多いと思います。
「働き方改革」と言われていますが、まだまだ1人当の仕事量が多すぎる会社が多くあります。
- あの仕事の期限が迫っている
- 部下に頼んだあの仕事の報告がない
- 割り込み割り込みで仕事が入ってくる
- やらないといけないことが多すぎる
家に帰っても仕事のことが頭を離れず「あれもこれもやらないといけない!」となると、身体も心も休まりません。
先が見えた
40代になると、ある程度自分が現在どのぐらいの位置で、先のことも見えてきます。
50代以上の先輩や上司を見て「俺もあんな感じになるんだろうな」と予測がつきます。
自分の思い描いていた夢や理想と同じであれば良いですが「こんなはずじゃなかった、、」と思い描いた夢や理想と違うかもしれません。
「どうせ頑張っても、頑張らなくても先は見えている」と思ってしまうと、やる気が出てくるわけもなく、無気力な毎日を送ることになります。
身体や心の不調
40代にもなると身体のムリも効かなくなります。
またメンタルの不調を抱えている人もいます。
「まだ大丈夫!」と病院にも行かず、休みも取らない場合、身体や心の不調が悪化していくケースもあります。
「会社に行きたくない」「仕事のやる気がでない」原因が身体や心の不調の場合もあります。
周りと比べてしまう
- 俺より同僚のあいつが先に出世した
- 友達のあいつはもう部長だけど俺はまだ平社員
- 40代の平均年収をもらっていない
周りと比べて、自分は劣っていると感じるとやる気はどんどん失われます。
- 今まで頑張ってきたのに報われない
- 今まで頑張り切れなかった自分を責めてしまう
- こんなはずじゃなかった
様々な後悔や自責を繰り返すほど、気持ちが前向きになりません。
「会社に行きたくない」40代男性必見!気持ちがラクになる対処法
仕事以外の趣味を作る
「会社に行きたくない」と思う気持ちが強いのは、あなたの考えの中で「仕事」が占める割合が大きいのです。
極端に言うと『人生 = 仕事』になっていませんか?
考えの中の「仕事を占める割合」を減らしましょう。
仕事以外の生活を充実させるために、趣味を持つことをおすすめします。
40代で趣味がない、何の趣味を始めて良いかわからないという方は、次の記事を参考にしてください。
自分に合う趣味であれば、何でも良いと思います。
できれば自然に触れるとストレス解消に効果的なので「釣り」や「ソロキャンプ」もおすすめです。
あなたも自分に合う、仕事以外に熱中できる趣味を見つけましょう。
悩みを書き出してみる
会社に行きたくない理由は様々ありますが、自分の中で不満が消化しきれていない場合があります。
現状に不満があるのは間違いないけど、具体的に何に不満なのかわからない、、
頭の中を整理するためにも悩みや不満を紙に書き出してみましょう。
書き出すときの注意点です。
- 思いついた悩みや不満から書く
- 箇条書きでOK
思いつくままに書き出したら、そこから一歩、二歩突っ込んで考えてみましょう。
例えば「上司が嫌い」と書き出したとします。
そこから「なぜ上司が嫌いなのか?」「どういうところが嫌いなのか?」と突っ込んで考えましょう。
「えこひいきするのが嫌い」「指示が曖昧なのが嫌い」など理由が挙がるはずです。
- えこひいきするのが嫌い
→上司の評価基準を聞いてみる
- 指示が曖昧なのが嫌い
→具体的な指示になるまで質問を繰り返す
悩みや不満が具体的になればなるほど、解決策も具体的になります。
まずは悩みや不満を書き出して、頭の中を整理しましょう。
今の気持ちを人に話す
あなたが「会社に行きたくない」ことを正直に人に話しましょう。
家族でも友人でも上司でも、自分の信頼できる人であれば誰でも良いと思います。
これはアドバイスをもらうことが目的ではありません。
もちろんアドバイスをもらっても良いのですが、目的はあなたが「話す」ことです。
「会社に行きたくない」気持ちを話しをしているうちに、様々な感情が湧いてくるはずです。
- 考えすぎていたな
- 甘えていたな
- まだ俺は恵まれているな
- けっこう俺は頑張っているな
いずれの感情が湧いてきても「会社に行きたくない」気持ちは薄れるはずです。
こんな時は自分の中で「あーだ・こーだ」考えてもいても良い方向にはいきません。
人に話しを聞いてもらいましょう。
会社を休む
計画的に有休を取って休んでも良いです。
1日~3日ぐらいなら「体調不良」と言ってズル休みしても良いです。
もし1週間以上休むのであれば、正直に会社や上司に話して許可をもらうか、精神科や心療内科を受診して「診断書」をもらうことをおすすめします。
「会社に行きたくない」度合いにもよりますが「朝起きると身体が動かない」ぐらいのレベルだと、迷うことなく休んでください。
会社より仕事より、自分の身体と心を守ることが大切です。
責任感が強いのは素晴らしいことですが、身体や心を壊してしまったら意味がありません。
選択肢はいくらでもあると思う
具体的な選択肢は次にご紹介しますが、絶望しているときに次の感情になりがちです。
- この悩みが一生続く
- 逃げ場がなく、八方塞がりだ
- もうどうしようもできない
悩んでいるときは極端に視野が狭くなるものです。
大丈夫です!選択肢はいくらでもあります!
あなたの人生は、会社と仕事が全てではないですよね。
八方塞がりではなく、いくらでも選択肢はある!
40代でも選択肢はありますから、「選択肢はある!」と思ってください。
異動を申し出る
会社を退職して環境を変えるのは最終手段です。
まずは異動を申し出て、会社内で環境を変えることを考えてください。
人間関係や仕事の生き詰まり、マンネリ化などが「異動」によって解決できるかもしれません。
異動に関しては会社も相談に乗ってくれるはずです。
遠慮せずに会社や上司に相談してください。
「異動」であなたが前向きに仕事に取り組めるのであれば、会社にとってもあなたにとっても良いことです。
40代でも変わることを恐れてはいけません。
転職して環境を変える
最終手段です。
会社の都合や規模で異動が叶わないこともあると思います。
40代になると、長くその会社に勤めているのが一般的です。
私がどうこう言うより、あなた自身が「会社に行きたくない」気持ちを変えるのは「転職しかない」と気づかれているかもしれないですね。
大丈夫です!私は40歳を超えて3回転職しました。
「何が大丈夫だよ」と突っ込まれそうですが、何とか本業も頑張りながらこのブログも書いています。
転職を数多く経験した私から言わせていただくと「転職しても大丈夫!」なのです。
転職をしたことがない人が「40歳を超えて転職なんてありえない!」と言うのです。
「実際やって大丈夫!」と言う人の言葉と「実際やってもないのにダメだ!」と言う人の言葉、どちらを信じますか?
もちろん、40代の転職は20代の転職と違って慎重に行うべきです。
ただ「会社に行くたくない」気持ちを、あと30年近く我慢するのか、一度きりの人生を悔いなく送るために転職して環境を変えるのか。
私は後者を選んできたので、どうしても後者をおすすめしてしまいますが、、
自分の人生を少し立ち止まって考えてみてくださいね。
40代男性で「会社に行きたくない」と思っても大丈夫
「会社に行きたくない」気持ちに襲われているときは「仕事」で頭が一杯になって周りが見えず、視野が狭くなっています。
だから「もうダメだ」「もうどうしようできない」と悩んでいるのではないでしょうか。
本文中でもご紹介しましたが、会社や仕事があなたの人生の全てではありません。
会社や仕事は、あくまであなたの人生の一部です。
選択肢はいくらでもあります。
異動や転職もそうですが、副業や兼業など働き方も多様化しています。
私も経験したのでよくわかるのですが、どうか「もうダメだ」と落ち込まないください。
少しの行動で状況は好転していきます。
行動することで、不安な気持ちを吹き飛ばしましょう。
まとめ:「会社に行きたくない」40代男性に必要なのは変わる勇気
「会社に行きたくない」40代男性が気持ちがラクになる対処法をご紹介しました。
対処法を次にまとめます。
①仕事以外の趣味を作る
②とにかく今の気持ちを人に話す
③会社を休む
④選択肢はいくらでもと思う
⑤異動を申し出る
⑥転職して環境を変える
40代と言っても、90歳まで生きて70歳まで働くとなると、まだまだ人生も仕事もこれからだと思いませんか?
本記事を読んで、あなたが少しでも気持ちがラクになり、前向きになってもらえれば幸いです。
40代でも「変わる勇気」を持っていれば、事態は必ず好転しますので「焦らず・腐らず・前向きに」を忘れずに行動していきましょう!(^^)!
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