ブルーハーツの名曲10選・歌詞の名言紹介!【青空】

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ブルーハーツ【正式名称:THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)】をご存じでしょうか?

40代以上に方はご存じだと思いますが、10代~30代の方は「知らない、、」という方も多いかもしれません。



日本のロックシーンと1980年代後半から1990年代前半に10代を過ごした若者に、多大な影響を与えたブルーハーツを語り尽くします!

kakehashi

あなたの人生が変わるかもしれない「劇薬」なので、取り扱い注意です!

目次

ブルーハーツの紹介

THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)は、日本のパンク・ロックバンド。1985年結成。

1987年にメジャーデビューし、1980年代後半から1990年代前半にかけて活動し、1995年に解散した。

解散後も、彼らの楽曲は近年でもCMやドラマや映画などに多く使われている。

主にボーカルの甲本ヒロト、リードギターの真島昌利が作詞作曲を担当した。

『THE BLUE HEARTS』から『TRAIN-TRAIN』までの前期三部作は、ブルースをルーツとしたメッセージ性の強い、独自の日本語ロックの世界を構築していたが、イーストウェスト移籍後からの後期作品は、後のTHE HIGH-LOWSに繋がる様々なスタイルを取り入れ、メッセージ性を無視した楽曲も多い。

「Wikipedia」より引用

ブルーハーツの名曲と歌詞の名言に俺はやられた

kakehashi

1976年生まれの私はブルーハーツを聴き始めたのは中学1年生。

「前期三部作」はメッセージ性の強い歌詞で「青春」と「反抗」真っ只中の私はその歌詞に大きな共感と影響を受けまくりました。

「単調と言えば単調、ストレートと言えばストレート」なリズムに共感しまくりの歌詞が乗っかかり、ボーカルの甲本ヒロトが狂ったように見事なパフォーマンスでシャウトする姿に、憧れとはまた違う圧倒的な存在感にパワーをもらっていました。

「全てをさらけ出すカッコよさ」と言いましょうか、リズムもコード進行も至って本当にシンプルです。

しかし、どんなに作りこんだ音楽より、伝わってくる魂や情熱があります。

「強いもの、自分を虐げるものに怒り、弱いものを愛する」というような 「弱きを助け強きをくじく」泥だらけのヒーローの姿に魅了され続ける人が多いのだと思います。



ビートたけしさんが「一流が嫉妬したスゴい人」という番組の中で、ブルーハーツのボーカル甲本ヒロトの名前を挙げていました。

「リンダリンダなんか聴いてるとね、俺は漫才師じゃなくて、こういうのがやりたかったんじゃないかなぁって思って、嫉妬したね」

「(甲本の歌は)悲しいのよ。不良をやろうとして不良になれない子のパンクって感じがしてね。歌での表現でしか不良をできないないのかな、と感じたんだよね。よく考えるとパンクではなくて演歌なんだよね。でも感じがパンクなんだよね。こういう歌を10代とかに聴いていたら涙したんだろう

あのビートたけしが嫉妬するぐらいの才能って、、甲本ヒロトの凄さを感じます。

ブルーハーツ伝説の7分間

ブルーハーツの「伝説の7分間」とは、1987年にテレビ番組『夜のヒットスタジオ』に出演したときのエピソードだそうです。

4人のメンバーがきょろきょろしながらカメラの前に立つ。

司会の古舘伊知郎さんからは「すでにスタジオ内方向感覚を失っているブルーハーツ!」と言われる始末、、( ;∀;)

「伝説の『リンダリンダ』をどうぞ!」と古館さんが言い終わらないうちにマーシーのギターイントロが始まる。

そのイントロにかぶる形でヒロトが「一生懸命やりますので」とつぶやく。

ここでこれまでのスタジオの空気がガラッと変わる。

この一言でこれまで彼らを許容できなかったスタジオやテレビの前の人を味方にする。



縦横無人に飛び跳ねまわるヒロト。

トリッキーかつ「くねくね」した動きにまわりは圧倒される。

そして演奏が終わった直後スタジオからは大きな歓声と拍手が巻き起こる。

そして翌日の1987年の大みそか、日本中のレコード店からブルーハーツのレコードが消えた。

ブルーハーツの名曲・名歌詞10選

ボーカルの甲本ヒロトが書く歌詞は、ストレートな反骨心なものと柔らかく包み込んでくれる優しいものがあります。

ギターの真島昌利が書く歌詞は、哲学的、文学的なものが多く天才的な文才があります。

何かから解き放たれたように爆発するロックンロールに乗せて、歌詞が俺たちの心の中にえぐり込んできます。


天才という言葉だけじゃ足りない、二人の才能が高速より早く光速で突き抜けていくのがブルーハーツです。

人にやさしく

マイクロフォンの中から ガンバレって言ってる 聞こえて欲しいあなたにも ガンバレ! 

この歌詞がブルーハーツが「優しいパンク」と言われる所以です。

パンクがどストレートに応援してくれます。

「パンクが優しく応援してもいいんだ!!」と既成概念をぶっ壊すのもブルーハーツのカッコいいところです。

終わらない歌

真実(ホント)の瞬間はいつも 死ぬほどこわいものだから 逃げだしたくなったことは 今まで何度でもあった 

ブルーハーツはいつも正直です。

「逃げるな」という歌詞が多い中「逃げだしくなったことは何度もあった」と正直に歌詞にしてくれるので共感できます。

誰もが弱くて逃げたい気持ちを代弁してくれています。

少年の詩

ただ大人たちに褒められるようなバカにはなりたくない ー少年の詩ー

中学生の時、よく口ずさんでいました

反抗期の想いを見事に表現してくれています。

「大人たちに褒められたいけど褒められたくない」この微妙な心理を思春期と言うのでしょうね。

チェインギャング

どこでもいつも誰とでも 笑顔でなんかいられない

誰とでも笑顔でいられる器用な人への憧れと軽蔑が混じった歌詞ですね。

「誰とでも仲良くしなさい」と親や学校の先生は教えます。

ただその教えを忠実に守ろうとすればするほど辛いのです。

青空

生まれたところや皮膚や目の色で 一体この僕の何がわかるというのだろう

素晴らし過ぎる歌詞です。

根深い人種差別の問題を唄うのは、日本ではブルーハーツしか見たことがありません。

「チェインギャング」もそうですが、マーシーが抱える「生きづらさ・理不尽さ・不可解さ」みたいなものが歌詞になっています。

私たちもそのような感情を抱くのですが、言語化できるところに私はマーシーの文才と才能を感じます。

ナビゲーター

生きていることの証明に 私の涙をビンにつめ 宇宙のどこかに置きましょう

ブルーハーツには、時には詩人のような歌詞があります。

純粋だからこそ、このようなポエムのような歌詞が書けるんでしょうね。

泥臭い男が純粋無垢なポエムを書くから、そのギャップがたまらないのです。

TOO MUCH PAIN

灰色の夜明けをただ黙って駆け抜けて あなたに会いに行けたらなあ

別れの曲です。

全編素晴らしい歌詞ですが「灰色の夜明け」という表現にグッときます。

夜明けは明るいはずなのに、灰色という色で言い表し別れの切なさ、つらさを表現しています。

空の色はその人の感情によって、「明るく」なり「暗く」もなる。

そんなことを教えてくれる歌詞です。

すてごま

君 ちょっと行ってくれないか すてごまになってくれないか

1991年の湾岸戦争の時に作られた歌詞です。

今考えると、サラリーマンに言われている言葉かもしれませんね。

40歳を超えてこれほど胸に響く言葉があるでしょうか?

会社のために「すてごま」なんかに絶対ならないぞ!!

1000のバイオリン

誰かに金を貸してた気がする そんなことはもうどうでもいいのだ

こんな歌詞が書けるのはマーシーだけです。

感性が爆発しています。

どうでもいいことに心捉われることは止めにしましょう。

損得やコスパに捉われ過ぎると、人生がつまらなくなりますよ。

チェルノブイリ

チェルノブイリには行きたくねぇ

ブルーハーツにタブーはありません。

あるのは「正しいこと」を「正しい」と叫ぶ勇気だけです。

ブルーハーツ全アルバム紹介:サブスクでは聴けない!

THE BLUE HEARTS

<収録曲>

1.未来は僕等の手の中 2.終わらない歌 3.NO NO NO 4.パンク・ロック 5.街 6.少年の詩 7.爆弾が落っこちる時 8.世界のまん中 9.裸の王様 10.ダンス・ナンバー 11.君のため 12.リンダ リンダ

全てはここから始まった!最初にして最高傑作!聴かずに死ねるか!

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YOUNG AND PRETTY

<収録曲>

1.キスしてほしい 2.ロクデナシII(ギター弾きに部屋は無し) 3.スクラップ 4.ロクデナシ 5.ロマンチック 6.ラインを越えて 7.チューインガムをかみながら 8.遠くまで 9.星をください 10.レストラン 11.英雄にあこがれて 12.チェインギャング

僕の話しを聞いてくれ!青春の叫びがここにある!全ての中高校生に捧げる!

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TRAIN-TRAIN

<収録曲>

1.TRAIN-TRAIN 2.メリーゴーランド 3.電光石火 4.ミサイル 5.僕の右手 6.無言電話のブルース 7.風船爆弾(バンバンバン) 8.ラブレター 9.ながれもの 10.ブルースをけとばせ 11.青空 12.お前を離さない~エピローグ

生まれた所や皮膚や目の色で、一体この僕の何がわかるというのだろう!ブルーハーツは弱者の味方だ!

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BUST WASTE HIP

<収録曲>

1.イメージ 2.殺しのライセンス 3.首つり台から 4.脳天気 5.夜の中を 6.悲しいうわさ 7.Hのブルース 8.夢の駅 9.恋のゲーム 10.スピード 11.キューティパイ 12.情熱の薔薇 13.真夜中のテレフォン 14.ナビゲーター

情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせよう!ここからブルーハーツの新たな音楽が始まる!

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HIGH KICKS

<収録曲>

1.皆殺しのメロディ 2.M・O・N・K・E・Y 3.心の救急車 4.あの娘にタッチ 5.ホームラン 6.泣かないで恋人よ 7.THE ROLLING MAN 8.東京ゾンビ(ロシアンルーレット) 9.HAPPY BIRTHDAY 10.闘う男 11.ネオンサイン 12.TOO MUCH PAIN 13.さすらいのニコチン野郎

皆殺しのメロディだ!少年が悲しい叫びをあげる!

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STICK OUT

<収録曲>

1.すてごま 2.夢 3.旅人 4.期待はずれの人 5.やるか逃げるか 6.テトラポットの上 7.台風 8.インスピレーション 9.俺は俺の死を死にたい 10.44口径 11.うそつき 12.月の爆撃機 13.1000のバイオリン

誰かに金を貸してた気がする。そんなことはもうどうでもいいのだ!どうでもいいことにとらわれるな!

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DUG OUT

<収録曲>

1.手紙 2.緑のハッパ 3.トーチソング 4.雨上がり 5.年をとろう 6.夜の盗賊団 7.キング・オブ・ルーキー 8.ムチとマント 9.宝もの 10.夕暮れ 11.パーティー 12.チャンス

はっきりさせなくてもいい。あやふやなまんまでいい!白黒なんかつけなくていい!

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PAN

<収録曲>

1.ドラマーズ・セッション 2.ヒューストン・ブルース(月面の狼) 3.もどっておくれよ 4.ボインキラー 5.花になったかまきり 6.バイ バイ Baby 7.歩く花 8.休日 9.トバゴの夢(キチナーに捧げる) 10.幸福の生産者 11.Good Friend(愛の味方) 12.ひとときの夢 13.ありがとさん

個人個人が持ち寄っただけのアルバム!これでおしまい!

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まとめ:ブルーハーツはいつでも俺たちの教科書だ!

ブルーハーツの名曲や名歌詞をご紹介しました。

今の若者に聴いてもらい、この素晴らしさに触れてほしいです。

40代以上のブルーハーツ世代の方も改めて聴いてもらい、当時を懐かしむだけでなく、あの頃の気持ちに戻り『青い春』のエレルギーをもらいましょう!(^^)!

ブルーハーツは悲しいかなサブスクでは聞けないのです!

CDを購入するしか聴く方法がありません。

どのアルバムも素晴らしいのですが、まず手始めにブルーハーツを聴きたい方は次のベスト盤がおすすめです。

kakehashi

さあ、あなたの人生が変わるかもしれない扉を開きましょう!

<収録曲>

ディスク: 1

1 .1985 2 .人にやさしく 3 .リンダ リンダ 4 .君のため 5. 終わらない歌 6 .世界のまん中 7. NO NO NO 8. 少年の詩 9 .未来は僕等の手の中 10. 星をください 11. ロクデナシ 12. キスしてほしい(トゥー・トゥー・トゥー) 13. ブルーハーツのテーマ 14. TRAIN-TRAIN 15. 僕の右手 16. ラブレター 17. 電光石火 18. 青空


ディスク: 2
1. 情熱の薔薇 2. イメージ 3. 首つり台から 4. あの娘にタッチ 5 .皆殺しのメロディ 6. TOO MUCH PAIN 7 .夢8 .すてごま 9. 旅人 10. 台風 11. 月の爆撃機 12. 1000のバイオリン 13 .1001のバイオリン 14. 手紙 15 .パーティー 16 .夕暮れ 17. 歩く花 18. もどっておくれよ

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